2026-27シーズンの開幕が近づいてきました。昨季ファイナルまで進出したスパーズは、今季どこまで勝ち進めるのでしょうか。
プレシーズンの試合や今季の戦力を見ながら、私なりに西地区の順位を予想してみました。
結論から言うと、私の予想はスパーズの西地区1位です。
当初は、昨季の長い戦いを踏まえて主力を休ませることを優先し、2位に落ち着く可能性も考えていました。しかし、改めて戦力とシーズン全体を考えると、休養を管理しながら1位を狙うことも十分可能ではないかと考えています。
この記事では、スパーズを西地区1位と予想する理由、ライバルチームの評価、そして2026-27シーズンの西地区順位予想を紹介します。
① スパーズを西地区1位と予想する3つの理由
理由1:ウェンバンヤマを中心とした昨季の戦力に上積みがある
スパーズを1位に予想する最大の理由は、昨季のメンバーをほぼ維持した状態で新戦力を上積みできていることです。
まずスパーズにはウェンバンヤマという絶対的な柱がいます。リムプロテクトだけでなく、外からのシュートやボールを扱う能力でも相手に対応を迫る選手です。彼がコートにいることで、相手はゴール付近への侵入やシュートの選択を変えざるを得ません。
さらに、フォックスのスピード、キャッスルの突破力、ヴァッセルのシュート力がかみ合えば、ウェンバンヤマだけに頼らない攻撃を組み立てられます。
そこにトバイアス・ハリスという即戦力のベテランが加わりました。ハリス加入がもたらす効果については以前の記事を参考にしてください👇

ハリスの加入は、ウイングの得点力や経験値を補ううえで大きなプラス材料です。ただし、プレシーズンは負傷の影響で出場できておらず、現時点ではチームへの具体的な貢献を判断できません。復帰後に連携を築けるかが、スパーズの上積みを左右するポイントになりそうです。
昨季から積み上げたものを序盤から発揮し、スタートダッシュできるかに注目したいです。
理由2:選手層を生かし、主力の負担を管理できる可能性がある
昨季の長い戦いを考えると、主力のコンディション管理は重要です。
ウェンバンヤマのようなチームの中心選手を、レギュラーシーズンからプレーオフまでどのように起用するかは、優勝を狙うチームにとって避けて通れない問題です。
ただし、主力を休ませることと、西地区1位を狙うことは必ずしも矛盾しません。
| 選手 | 出場試合数 | 欠場試合数 |
|---|---|---|
| ウェンバンヤマ | 64試合 | 18試合 |
| フォックス | 72試合 | 10試合 |
| キャッスル | 68試合 | 14試合 |
| ハーパー | 69試合 | 13試合 |
| ヴァッセル | 67試合 | 15試合 |
上の表は昨季の欠場をまとめたものです。表を見ると、主力選手がそれぞれ10試合以上を欠場しています。
それでもスパーズは、2025-26シーズンに62勝20敗を記録し、西地区2位に入りました。主力選手がシーズンを通して常にそろっていたわけではないことを踏まえると、チーム全体の戦力や選手層の厚さは、今季の順位を予想するうえでも注目したいポイントです。
特にスパーズはウェンバンヤマが欠場した試合でも、12勝6敗と勝ち越しました。もちろん、対戦相手や欠場した選手の組み合わせによって条件は異なりますが、エース不在でも勝利を積み重ねられたことは、チームの選手層を示す材料の一つです。
もちろん、出場試合数だけで欠場時の強さを判断することはできません。重要なのは、主力が不在の試合で、ほかの選手がどれだけチームの勝利に貢献できたかという点です。
私が期待しているのは、単に主力を休ませるチームではなく、主力の負担を管理しながら勝ち続けられるチームとしてのスパーズです。
理由3:1位を争うサンダーとの相性
もう一つの理由は、サンダーとの相性です。
西地区の上位争いでは、スパーズとサンダーが大きな注目を集めています。両チームが1位を争うような形になればシーズン中の対戦成績が重要になります。
私個人の考えではスパーズはサンダーに対しての相性は良いと考えています。
ローテーション選手を整理したサンダーに対してスパーズは戦力を上積み、サンダーのドライブ中心の攻撃に対してウェンバンヤマのリムプロテクション、複数のボールハンドラーによるプレッシャー対策、ホルムグレンに対してウェンバンヤマが優位等の理由を考えているためです。詳細は以前の記事を参考に👇

また、昨季のレギュラーシーズンではスパーズが4勝1敗。さらに西カンファレンス・ファイナルでも、最終戦までもつれたシリーズを4勝3敗で制しました。
もちろん、あくまで昨季の結果なので参考程度ですが、偶然でサンダーに勝ち越すことはできないと思っています。今季もスパーズが直接対決を勝ち越すことができれば1位も夢ではありません。
② 2026-27シーズンの西地区順位予想
ここからは、私個人の西地区順位予想です。
| 予想順位 | チーム | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | スパーズ | ウェンバンヤマを中心とした成長 |
| 2位 | サンダー | 主力の力とチームの完成度 |
| 3位 | ティンバーウルブズ | 新しい攻撃の形と守備の連携 |
| 4位 | ロケッツ | 戦力のかみ合わせと主力の稼働 |
| 5位 | ナゲッツ | ヨキッチを中心とした攻撃力 |
| 6位 | サンズ | 戦力の融合と安定性 |
| 7位 | レイカーズ | スターパワーと守備面の課題 |
| 8位 | ジャズ | 若手の成長とサイズ |
| 9位 | トレイルブレイザーズ | ガード陣の層の厚さ |
| 10位 | クリッパーズ | 選手層と主力の稼働状況 |
| 11位 | ウォリアーズ | 主力のコンディション |
| 12位 | マーベリックス | 第3のクリエイターは誰か |
| 13位 | ペリカンズ | 選手の能力とチームバランス |
| 14位 | グリズリーズ | 主力の稼働と若手の成長 |
| 15位 | キングス | ロスター全体の安定性 |
※順位は筆者の予想です。各チームの評価は、主力の健康状態や開幕後の戦いによって変わる可能性があります。
3〜5位:上位2チームを追うグループ
3位はティンバーウルブズ、4位はロケッツ、5位はナゲッツと予想しました。
ウルブズは、ラメロ・ボールとアンソニー・エドワーズの組み合わせが攻撃の選択肢を広げられるかに注目しています。ボールの展開力が生きれば、エドワーズの得点力をさらに引き出せる可能性があります。一方で、ボールを持つ役割の分担や守備の連携が課題になるかもしれません。
ロケッツは、復帰選手のコンディションとチーム全体のバランスが順位を左右すると考えています。昨季の課題であったPG問題やアウトサイドシュートはヴァンブリートの復帰で改善する可能性がありますが、連携が整うまでに時間がかかれば、予想より順位を落とすことも考えられます。
ナゲッツは、ヨキッチを中心とした攻撃力が大きな強みです。ただ、ワトソンやブルース・ブラウンを放出したことで守備の安定性に不安が残ります。放出した選手の代わりにデローザンを獲得し攻撃力のアップの可能性はあるので、守備の構築が首位争いに加われるかどうかのポイントになると見ています。
この3チームは、シーズン序盤の戦いによっては、2位争いに食い込む可能性もあります。
6〜10位:プレーオフ進出を巡る混戦
6位はサンズ、7位はレイカーズ、8位はジャズ、9位はブレイザーズ、10位はクリッパーズとしました。
このグループは、チームの戦力だけでなく、主力の稼働状況や新しいローテーションへの適応が順位に大きく影響すると考えています。
サンズは新しい戦力をどこまでチームとして機能させられるかが焦点です。レイカーズはスターパワーに期待できる一方、守備とアウトサイドシュートの安定性が気になります。
ジャズとブレイザーズは、若手の成長が予想を上回れば、プレーイン争いで存在感を示す可能性があります。クリッパーズは選手層を生かせるか、主力が安定して出場できるかがポイントです。
この順位帯は差が開きにくく、シーズン中の連勝や負傷者の状況によって順位が入れ替わる可能性があると見ています。
11〜15位:戦力の安定性が課題となるグループ
11位はウォリアーズ、12位はマーベリックス、13位はペリカンズ、14位はグリズリーズ、15位はキングスと予想しました。
この5チームについては、現時点では上位チームよりも不確定要素が多いと考えています。
ウォリアーズは主力のコンディション、マーベリックスは第3のクリエイターの存在、ペリカンズは選手同士のバランスが焦点です。グリズリーズは主力の稼働と若手の成長、キングスはロスター全体の安定性が順位を左右すると見ています。
ただし、下位予想だからといって、上位へ浮上する可能性がないわけではありません。特にウォリアーズやマーベリックスは予想を大きく上回る可能性があると思っています。
③ スパーズが意識すべき3つのライバル
サンダー:首位争いの最大のライバル
スパーズが西地区1位を狙うなら、最も意識したい相手はサンダーです。
2025-26シーズン、この2チームはNBAカップ準決勝と西カンファレンス・ファイナルという大舞台で対戦した因縁があります。サンダーは主力の能力とチームとしての完成度が強みです。スパーズが順位で上回るには、ウェンバンヤマを中心とした守備だけでなく、攻撃の安定性や控え選手の貢献でも差をつける必要があります。
サンダーの守備に対して、フォックスやキャッスルがどれだけペイントへ侵入できるか。ウェンバンヤマが攻守両面でどのような影響を与えられるか。ここは今季のスパーズを評価する重要なポイントになるでしょう。
ティンバーウルブズ:新しい攻撃が機能するか
2025-26シーズン、西カンファレンス・セミファイナルで激しい戦いを繰り広げました。敗れたウルブズは優勝を目指しラメロを獲得。
ラメロのパス能力とエドワーズの得点力がうまくかみ合えば、攻撃の幅が広がる可能性があります。一方で、ラメロの役割分担や守備の連携が整わなければ、期待どおりの結果につながらないかもしれません。
スパーズにとっても、ウルブズとの対戦は守備力を試される機会になりそうです。新しい攻撃の形がどこまで機能するかを注視したいと思います。
ロケッツ:地区内のライバル
ロケッツは、同じディビジョンに所属するライバルです。直接対決の結果は、順位争いだけでなく、チームの成長を測るうえでも重要になります。
ロケッツが持つサイズやフィジカルを生かした攻撃に対して、スパーズがどこまで守備の連携を保てるかは注目点です。
スパーズが上位を狙うには、強豪との試合だけでなく、同じ地区のライバルから着実に勝ち星を積み上げることも欠かせません。
④ スパーズが西地区1位になるための課題
ここまでスパーズを1位と予想する理由を紹介してきましたが、現時点で不安がないわけではありません。
プレシーズンを観戦して、気になったポイントが3点あります。
1つ目は、3ガード問題。
10月15日のサンズ戦で少ないミニッツではありますが確認することができました。やはりスペーシングには課題があると感じました。オフボールで動きながら攻めればスペースを確保しながら攻められている場面もあったので期待は持てます。また、複数ハンドラーがいることでどこからでも仕掛けられ、トランジションにも持ち込みやすい利点も。守備面ではサイズ不足によるミスマッチやリバウンドが課題になりそうです。
2つ目は、ターンオーバー。
スパーズはプレシーズン4試合全てで20以上のターンオーバーをしています。ターンオーバーは簡単な失点にも繋がるため、強力な守備を持ち合わせていても無意味となってしまいます。昨季からの課題でもあるため、ボールを大切に扱う意識をもう一度高める必要があります。
3つ目は、オフボールディフェンスの連携。
カッティングへの対応やスイッチの連携が合わない場面がありました。個々の守備力が高くても、チームとしての約束事が徹底されなければ失点につながります。
これらの課題が開幕後も続くなら、首位予想を見直す必要があるかもしれません。
反対に、3ガードの連携、ターンオーバー削減、守備の連携が改善すれば、スパーズが首位争いをするという予想にも説得力が増してくるはずです。
まとめ:2026-27シーズン、スパーズは西地区1位を狙えるか
私の2026-27シーズンの西地区順位予想は、スパーズの1位です。
ウェンバンヤマを中心とした戦力の成長、選手層を生かした主力の負担管理、そしてガード陣の組み合わせがうまく機能する可能性に期待しています。
もちろん、サンダーをはじめとするライバルも強力です。ガード陣の連携、ターンオーバー、オフボールディフェンスなど、開幕前に確認したい課題も残っています。
だからこそ、今季のスパーズがどこまで成長するのかを、試合を見ながら追いかけていきたいと思います。
皆さんは、2026-27シーズンのスパーズは西地区何位になると思いますか?
1位を狙えると思う方も、まだサンダーが上だと考える方も、ぜひ予想を聞かせてください。
Go Spurs Go!
※順位は筆者の予想です。
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