2026-27シーズンのNBA開幕が近づいてきました。サンアントニオ・スパーズの開幕戦の相手は、オクラホマシティ・サンダーです。
昨季の西カンファレンスファイナル以来の再戦、西地区1位候補同士の激突、MVP候補同士の戦い、様々な因縁を抱えています。選手たちも互いを意識し、試合は一層熱を帯びるはずです。このようなビッグマッチアップに勝利すれば、西地区1位に向けて最高のスタートダッシュを切れると個人的には考えています。
今回は両チームの予想スタメンとセカンドユニットを比較し、注目マッチアップやスパーズが勝利するための条件を分析します。開幕戦の勝敗を左右するポイントを、スパーズファンの視点から予想していきます。
1. 両チームの予想スタメン比較表
スパーズはプレシーズンでフォックス、キャッスル、ハーパーを同時起用する3ガードを試していました。ミッチ・ジョンソンHCから開幕戦のスターターに関する言及もありましたので恐らく以下のラインナップになると予想しています。
| ポジション | スパーズ(予想) | サンダー(予想) |
|---|---|---|
| PG | ディアロン・フォックス | SGA |
| SG | ステフォン・キャッスル | ケイソン・ウォーレス |
| G/SF | ディラン・ハーパー | ジェイレン・ウィリアムズ |
| PF | デビン・ヴァッセル | チェット・ホルムグレン |
| C | ビクター・ウェンバンヤマ | アイザイア・ハーテンシュタイン |
以前の私の予想ははずれそうです。「スパーズのスタメン・ローテーション予想はこちら」👇

スパーズのスターターは、3人のガードによるドライブ、パス、速攻が強みです。基本的にはどの時間帯にも最低でも2人のガードを使い、サンダーの強力なオンボールプレッシャーに対抗するのを予想します。一方、サイズやリバウンド、3人のスペーシングが課題になり得るでしょう。
サンダーはドートが抜けた穴には守備力が高いケイソンを起用すると予想しています。SGAとJ-Dubの得点力を軸に、攻撃を展開します。また、守備でプレッシャーをかけミスを誘発し、簡単な得点に繋げようとするでしょう。
勝負の分かれ目はスパーズが3ガードの攻撃力を生かしながら、サンダーの守備にミスを誘発されないかです。ターンオーバーを最小限にできれば相手に速攻から得点されるリスクを減らせます。ハーフコートではサンダーのドライブをウェンバンヤマのリムプロテクトを中心に守ることができると思うので、スターターでは有利に展開できると予想しています。
2. 第2ユニット比較表
総力戦になるであろうこの試合は、スターターだけでなく第2ユニットも重要です。
| 比較項目 | スパーズ | サンダー |
|---|---|---|
| セカンドユニットの得点源 | ケルドン・ジョンソン、ジュリアン・シャンパニー | ジャレッド・マケイン、AJ・ミッチェル |
| ボール運び・展開力 | ハーパー(第2ユニットも兼任)、ジョーダン・マクラフリン | AJ・ミッチェル、ベネット・スターツ |
| 守備の強度 | カーター・ブライアント | アレックス・カルーソ |
| 控えビッグ | ルーク・コーネット、タリス・リードなど | ジェイリン・ウィリアムズ、アダイ・マラなど |
| 勝負の鍵 | ウェンバンヤマが休む時間帯をどう守るか | 守備を維持しながら控え選手が得点できるか |
スパーズはハリスの開幕戦出場は微妙な状況なため今回は含めていません。今後の状態などによって、ベンチの顔ぶれや役割が変わる可能性があります。
スパーズの強み
- ケルドンの積極的な得点とエネルギー、シャンパニーの3Pによる火力
- スター候補のハーパーが第2ユニットを牽引する
- ウェンバンヤマが休む時間帯を支える控えビッグの役割
サンダーの強み
- カルーソやウォレスらの守備力
- AJミッチェルのプレイメイク、マケインのアウトサイドシュート
- ジェイリン・ウィリアムズのストレッチ能力と守備の安定感
主力が休んでいる時間帯に、どちらが自分たちのバスケットを維持できるかという点が重要だと思いますが、その点ではサンダーが優位と予想しています。
スパーズにはコーネットという素晴らしい控えビッグがいますが、ウェンバンヤマという絶対的な柱を欠いた守備はどうしても1段階レベルが下がります。それに対してサンダーは守備の強度を維持しながらも得点面でもAjミッチェルやマケインがエース不在を補う働きをできます。
スパーズとしてはどれだけ第2ユニットの時間帯で崩されずに戦うかが重要になります。
3. 注目マッチアップ予想
① ウェンバンヤマ vs ホルムグレン
最注目です。これまでもライバルとしてメディアは扱ってきましたが、ウェンバンヤマは比べられることを嫌うとも取れる発言をしています。実際、昨季の両者の対決ではウェンバンヤマの存在感が際立っていたと感じています。ホルムグレンに火がつくのか、ウェンバンヤマが昨季同様圧倒し、ライバル関係に新たな節目をつけるか個人的に注目しています。
見るポイント:ウェンバンヤマがゴール下で守備の存在感を発揮できるか、ホルムグレンがアウトサイドへ広がって相手の守備を引き出せるかに注目です。互いに得点を競うだけでなく、どちらが相手の守備配置を動かし、味方のドライブスペースを作れるかが重要になります。
② キャッスル vs SGA
昨季のMVPのSGAにはスパーズのNo.1オンボールディフェンダーのキャッスルがマッチアップを担当することになるでしょう。緩急を駆使したドライブやミドルレンジを使って得点するSGAに対してキャッスルがどれだけ守れるのかは大きなポイントです。また、SGAのファールドローでプレータイムが制限されると苦しい展開になるので、ファールトラブルを避けながら守備を続けられるかに注目です。
見るポイント: キャッスルがファールトラブルを避けながらSGAのアイソレーションをどれだけ抑えられるか。
③ ハーパーとAJ・ミッチェルのプレーメイク対決
第2ユニットのメインハンドラー同士の対決です。どちらの選手がベンチから出場し、流れをチームに持ってこられるのかは試合の流れを左右する重要なポイントになります。どちらも左利きでプレースタイルも似ている印象があるので注目しています。
見るポイント: 司令塔としてどちらがベンチからチームに勢いをもたらすことができるか。
④ スパーズの3ガード vs サンダーのプレッシャー守備
フォックス、キャッスル、ハーパーの3ガードはボール運びとドライブの選択肢を増やせますが、サンダーにボールを狙われ、ターンオーバーが増えると逆効果です。ケイソン、カルーソ、J-Dubらの強力なプレッシャーには要注意です。
見るポイント: ハーパーを含む3人がボールを持たない時間にも貢献できるか、オフボールムーブやキャッチ&シュートでスペースを広げられるか。
⑤ ベンチ対決と終盤の5人
開幕戦では、主力の休憩時間をどう乗り切るかも重要です。終盤に誰を起用するか、守備重視か得点重視かという采配も勝敗に影響します。
見るポイント: スパーズがウェンバンヤマを中心にした終盤の布陣を作れるか、サンダーの守備力に対抗できるか。
| マッチアップ | 現時点での評価 | 理由 |
|---|---|---|
| ウェンバンヤマ vs ホルムグレン | スパーズが優位 | ウェンバンヤマのリム周辺の影響力。ただし外へ引き出された場合の対応が鍵 |
| キャッスル vs SGA | サンダー優位と予想 | SGAの得点力とファウルを誘う技術。キャッスルの守備力でどこまで抑えられるか |
| ハーパー vs AJミッチェル | ややスパーズ優位か | ハーパーの攻撃力と、AJミッチェルの判断力・ゲームメイクの比較 |
| 3ガード vs サンダーの守備 | 五分五分 | ボールプレッシャーとターンオーバー誘発。ただしスパーズが速攻やオフボールで崩せれば逆転可能 |
| 第2ユニット | サンダー優位と予想 | 守備の選択肢と控えの役割分担。ただし実際の出場時間次第 |
4.勝敗予想:「3つの条件」
結論から言うと、個人的には勝利することができると思っています。ただし、3つの条件をクリアすることができればです。
条件1:ターンオーバーを抑える
サンダーのプレッシャーに対して、無理なパスや不用意なドリブルを減らす。ミスから速攻を許さないことが重要です。昨季の西カンファレンスファイナルでは何度もターンオーバーから流れを失いました。昨季の経験をどれだけ活かせるか注目です。
条件2:ウェンバンヤマを攻守で生かす
サンダーはドライブバスケットが中心のためリム周辺の守備が重要です。ウェンバンヤマがどれだけアウトサイドに引き出されずにリム周りを守る守備を徹底できるかは大きなポイントです。また、ウェンバンヤマにはウイングの選手をマッチアップさせる場面があると思うので、アウトサイドだけでなくインサイドでウェンバンヤマをしっかりと活かした攻撃ができれば、攻撃の幅が広がります。
条件3:3ガードの長所を最大化する
3人が交互にボールを持つだけでなく、オフボールの動きや3ポイントシュートでも貢献できるか注目しています。また、3ガード時はトランジションを積極的に狙うことで、サンダーのプレッシャーディフェンスを軽減できると予想しています。守備で狙われる場面への対策も必要です。
「西地区1位と予想する理由はこちら」👇

まとめ:スパーズは開幕戦で昨季の勝利が本物だと証明する
今回の開幕戦は、スパーズが西地区の頂点を目指すうえで、自分たちの成長を示す重要な一戦です。
個人的には、スパーズに勝機は十分にあると考えています。第2ユニットの層の厚さではサンダーが優位かもしれませんが、スターター陣がフォックスのドライブ、キャッスルの攻守での貢献、そしてウェンバンヤマのインサイドでの存在感を生かせれば、リードを確保することは可能です。
一方で、サンダーのプレッシャー守備にターンオーバーを誘発されると、試合の流れを握られる危険があります。第2ユニットの時間帯を耐え、終盤まで接戦に持ち込めるかも重要なポイントです。
皆さんはスパーズとサンダー、どちらが開幕戦を制すると予想しますか? 注目しているマッチアップも、ぜひコメントで教えてください。
Go Spurs Go!
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